【新店舗】ニュージーランドのダイソー・Daiso Japan Sylvia Parkがオープン【2025年6月】
- Aya
- 6月29日
- 読了時間: 8分
更新日:7月3日
こんにちは!ニュージーランド在住日本人デザイナーのAyaです。先日、ハミルトンからオークランドに買い物に行った際、たまたま訪れたショッピングモール・Sylvia Park(シルビアパーク)でダイソーの新店舗を発見したので、ご紹介します。

ニュージーランドのダイソー、4店舗に拡大
日本からニュージーランドに移住すると、日本の安くて高品質な品物が手軽に手に入る環境がいかにありがたかったかを改めて実感することができます…。
特にダイソー。ちょっとした食器や日用品、筆記用具をはじめ、あらゆる便利グッズが手に入るダイソーですが、実はニュージーランドにもあるのです。
2025年6月現在、ニュージーランドのダイソーは全部で4店舗。
Auckland - Sylvia Park, Mount Wellington (2025 Jun Open) https://g.co/kgs/owgbLkJ
Auckland -St Lukes Store Westfield Shopping mall https://maps.app.goo.gl/5UiXpzRy5NP41u197
Auckland - Queen Street https://maps.app.goo.gl/CVbRnHn3njQFuBbNA
Wellington - Manners Street https://maps.app.goo.gl/dTEc4AqfAua8QcTP6
私はウェリントンと、オークランドのQueen Street、そして新店舗のSylvia Parkに行ったことがあります。Westfield Shopping mallにもあったのは知らなかった…!
Queen StreetのダイソーはオークランドCBD内にあるので、オークランドを訪れた際はほぼ毎回訪れているのですが、品ぞろえも豊富でいつも賑わっている印象です。
4店舗のうち店舗はオークランドなので、今後は南島のクライストチャーチにもオープンしてほしいですね!いつかハミルトンにもできますように…。
2025年6月28日オープン、Daiso Japan Sylvia Park
今回訪れたのはDaiso Japan Sylvia Park。このSylvia Park(シルビアパーク)は、ニュージーランドのオークランド郊外・マウントウェリントンにある大型ショッピングモールです。
横長にのびた構造なので、端から端まで歩くとかなり距離があるショッピングモールですが、レストランの種類も多く、在乳邦人の心強い味方・Japan Martも入っているので、日本食を手に入れたい時におすすめです。
オークランドCBDにもJapan Martはありますが、個人的にはこちらのSylvia Parkの方が品ぞろえも豊富な気がします。
今回はJapan Martでの買い物と夜ご飯を目当てに訪れたのですが、店内のサイネージに「DAISO JAPAN」の広告を発見。あれ、ダイソーってシルビアパークにも入ってたっけ!?と調べてみると、なんとちょうどオープン初日だったようです。(笑)
Daiso Japan Sylvia Parkは、シルビアパークの一番端っこ、Warehouseの隣にありました。

おなじみのダイソーの他にTHREEPPY(スリーピー)とStandard Productsというストアも併設されているようです。
私はこのTHREEPPY(スリーピー)とStandard Productsを初めて見たのですが、どちらも同じダイソーが出店している別ブランドという扱いで、2021年に新しくオープンした比較的新しいラインナップ。早くもニュージーランドに上陸しているのは驚きです。
ダイソーが提案する「大人可愛い雑貨」ブランド・THREEPPY(スリーピー)
「THREEPPY(スリーピー)」の方は、「大人可愛い雑貨を追求するブランド」という位置づけで、日本では300円ショップとして出店しています。
プチプラのアクセサリーやパステルカラーの食器、トラベル用品などを扱っており、淡いカラーや優しい色合いが中心の雑貨が多いように見えます。
ニュージーランド・オークランドのTHREEPPYでは、ピアスやヘアアクセサリー・ハンディファン(携帯扇風機)などが売っていました。

ティーンの女の子たちをはじめ、子連れのファミリー層が商品を手に取っており、興味を惹いている様子でした。日本の「かわいい」小物や雑貨がニュージーランドでも広まっていくといいですね。
ダイソーが提案する“ちょっといいのが、ずっといい"がコンセプトのサステナブルブランド・Standard Products(スタンダードプロダクツ)
Standard Productは、"ちょっといいのが、ずっといい"をコンセプトに、サステナビリティと環境問題を意識した商品を展開しているダイソーの新しいブランドです。

年齢性別を問わず、幅広い客層をターゲットにしており、日常生活に取り入れやすいシンプルなデザインが特徴的。今回ニュージーランドで初めて訪れたショップでしたが、日本でいう無印良品に近いブランドなのかなという印象です。

無印と違うのは「良質で心地よく、長く使える商品開発」を目指していることから、国内(日本)産業とのコラボレーションに力を入れているという点でしょうか。
東京都葛飾区の老舗工場の職人がつくる北星鉛筆の鉛筆、和歌山県の有田市の日出手袋工業が手掛ける上質な軍手・手袋のほか、新潟県 燕市の燕三条でベテラン職人により一つひとつ手作りでつくられたカトラリーなど、日本の職人さん・老舗工場とコラボした商品を展開しているようです。
Standard Productsのウェブサイトでも、製造過程やストーリーが紹介されています。
こういったモノが作られる過程や、つくっている人の顔・歴史を知ることでより一層大切に扱おうという気持ちになりますし、商品を買うことで環境保護や地元産業の支援、日本の国産業を応援することに繋がるので、海外展開にまさにぴったりのブランドだなと感じました。
また、日本の国産業だけでなく、日本国外の工場ともコラボレーションをしているようです。
2025年6月の新商品には、スペイン・サンミゲルシャの100%リサイクルガラスを使った食器と花瓶が紹介されていました(日本のショップ情報なので、ニュージーランドにはまだないかもしれませんが)。デザインがめっちゃかわいい…!
ニュージーランド・オークランドのSylvia ParkにオープンしたStandard Productsでは、子ども向けの木製おもちゃ、USB式のミニ扇風機、掃除用品、ひのきのお香立て、竹製蓋付の小物入れ・収納ケースなど幅広い雑貨がそろっていました。


特にこの小物入れ・収納ケースはシンプルながら機能的なデザイン。
ダイソーやWarehouseにも小物入れはありますが、大きすぎたり、プラスチック製で安っぽいデザインばかりだったので、小さなフィギュアなど”推し活””ヲタ活”民には嬉しいアイテムの1つです…!

全体的にシンプルなデザインが多く、ニュージーランドのローカルの人たちにも受け入れてもらいやすい製品が多い印象でした。

店内もファミリー層からシニア層まで、幅広い年齢の方が製品を手に取っており、日本の伝統的な技術や高い品質・職人のストーリーなどをいろんな国の人に知ってもらえるきっかけになると嬉しいですね。
Standard Productsの方には価格表がありました。ほとんどの商品は日本からそのまま輸入されたような形で、価格表記も日本円。
その日本円をニュージーランドドルに変換したものが、ニュージーランドでの販売価格となっているようです。

この表、パッと見「単純に日本円をニュージーランドドルのレートに変換した表」に見えなくもないので、ちょっとややこしいですね。
実際は2025年6月現在、1ニュージーランドドル=88円前後なので、150円の商品が5ドルで販売されているのはちょっと割高に感じますが、海外移住している身からすると「まあ、そんなものよね」と受け入れてしまうのが怖いところ。笑
単純計算で日本の3倍ほどの価格になっていますが、日本に行くための往復航空券、宿泊費、その他交通費や移送の手間などを考えると、妥当な価格かもしれません。
ダイソーの隣にWarehouseがあるので、結構挑戦的だな~と思ったのですが、Warehouseの店員さんもこちらのStandard Productsで買い物していました。笑
ニュージーランドの品物全てではありませんが、ちょっとした雑貨でも20ドル前後(日本円で2,000円前後)するなんてことはザラにあり、日本の無印や3Coins・ダイソーの価格と質を知っている身からすると「この質で、こんな高いのか…」と思う瞬間は多々あるので、同じ金額で買うなら(例え日本での販売価格の倍だとしても)日本の製品を買った方が長持ちするし満足度も高いなと思ってしまいます。
新店舗・Daiso Japan Sylvia Parkの様子
2025年6月28日にオープンしたダイソーの新店舗、Daiso Japan Sylvia Park。オークランドのQueen Street店と比較すると、通路が広くて歩きやすかったです。
オープン初日ということもあって、多くのお客さんが訪れていました。
上記のTHREEPPY(スリーピー)とStandard Products(スタンダードプロダクツ)の商品も全てDaiso側のレジで購入できるようです。
無人レジが並んでおり、ニュージーランドでは結構最先端のようにも感じます。

商品の種類も幅広く、日本食レストランでよく見る「のれん」や和食器のほか、クッキーの型抜きなどの製菓用品(ニュージーランドで買うとめちゃくちゃ高い)、キャンディーやペットボトルで作れるお茶パックなどの食べ物も取り扱っていました。



焼き鳥用トレーやミニキャンピングセット、キャンピングトースターなど、ニュージーランドではBBQやキャンピングなどのアウトドアが人気なので、そういったイベントに使えそうです。

アクセスも抜群!オークランドのSylvia Park
Sylvia Park(シルビアパーク)は、アクセスもしやすい位置にあります。オークランドCBDからですと、「Waitemata (Britomart) Train Station」まで電車で来て、そこから歩いて10分足らずで訪れることができます。
私たちはハミルトンから車で来たので、いつものことながらオークランド付近の渋滞に巻き込まれましたが、Sylvia Parkは駐車場スペースが広いのでパーキングには困りませんでした。
以上がニュージーランド・オークランドにオープンした新店舗のダイソー、Standard Products、THREEPPYの複合店の紹介でした。
オープン初日だったので混んでいましたが、平日は人混みも落ち着いていると思います。
オークランド周辺にお住いの方や、ワーホリでニュージーランドに滞在していて日本の製品を探している方はぜひ訪れてみてください(*'▽')