ニュージーランドでいらない本はどう処理する?図書館に本を寄付(Book Donations)してみた
- 24 分前
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最近部屋を掃除していたのですが、日本から持ってきたけどもう読まなくなった本をどうしたらいいか調べていたところ、本の寄付(Book donations)なるものを知りました。
実際にニュージーランドの近所の図書館へ行き、日本語の本を寄付してきたので、今回は本の寄付方法や条件、その一部始終をご紹介します。
ニュージーランドに住んでいて、「読まなくなった本を、誰か必要としている人の手に渡したい」「どう処分したらいいか分からない」という方の参考になれば幸いです。

ニュージーランドでいらなくなった本、どうする?
そもそも皆さんは、購入した紙の本がいらなくなった時、どうしますか?
日本にいれば、ブックオフなどで買い取りをお願いできる場所が沢山ありますし、技術本であればメルカリで出品するのもありだと思います。
私は仕事で使うデザインやソフトウェア関連の技術本、参考書のほか、絵本などは電子書籍ではなく紙の本で購入しています。
日本からニュージーランドに移住する際、だいぶ断捨離はしたのですが、それでも一部の本はKindle版が出ていなかったり、紙の本で手元に置いておきたい本は、一時帰国の際に買い足したりして、だいぶ本棚が埋まってきていました。
重たいスーツケースを抱え、苦労して日本から持ってきた本たちを、読まなくなったからといってゴミ箱に捨てるのはどうしても避けたい…。
ふと頭に過ったのは、ブックセール。ニュージーランドではBook saleもしくはBook Fairという名で、家のガレージや公共施設で本の安売りをしているイベントもありますが、今回はなるべく早く本の数を減らしたい!という事情がありました。
どうしようか...と調べたところ、図書館で本の寄付ができることを知ったのです!
寄付なのでお金にはなりませんが、捨てずに誰かの手に渡る可能性があるならぜひお願いしたいと思い、図書館に向かいました。
ニュージーランドの図書館で本を寄付するには?
1.本の寄付(donation)を受け付けているか確認する
まず前提として、ニュージーランドの図書館で本の寄付を受け付けているかは、各図書館によります。
そのため、最寄りの図書館のWebサイトで「Donation」というページがあるかどうか確認し、それでも分からなければ、図書館に直接問い合わせて事前確認することをおすすめします。
2.寄付できる本の条件を確認する
寄付できる本にはいくつか条件があります。
例えば本の状態が悪く、汚れや痛みがあるものは寄付できません。
また、私が調べた図書館では、下記のような本は受け付けていないと挙げられていました。
百科事典
雑誌
教科書
発行から5年以上経過したノンフィクション書籍
CD

今回私は9冊の本を寄付に持ち寄ったのですが、そのうち8冊はデザイン系の技術書で、1冊はファンタジー小説でした。
本の状態は新品同様にきれいで、すべて帯もついている状態の本です。
日本語の本でもニュージーランドの図書館に寄付できる?
なお、今回持ち寄った本は全て日本語の本でした。今回私が利用した図書館では、日本語の本も状態が良ければ寄付を受け付けてもらえました。
私が行った図書館は、普段から多言語の蔵書セクションがあり、日本語をはじめ中国語・韓国語、ネパール語やマレーシア語など様々な言語の本が蔵書されています。
そのため、日本語の本でも受け付けてくれると予想して図書館に向かいました。




Webサイト上には英語以外の本について寄付できるかの情報はなかったので、図書館の受付で司書さんに「日本語の本を寄付したいのですが、受け付けていますか」と聞いたところ、
「もちろん!状態がよければ、寄付を受け付けています。内容にもよるけど、多言語の本は一定数需要があるし、わたしたちも出来る限り必要としている人に届けたいと思っています」
という回答をもらいました。
確かにニュージーランドに移住してきて、日本語の本を買うとなるととても高いので、図書館に日本語で学べる本や子ども向けの絵本があれば助かる…という人も少なくなさそうです。
余談ですが、私が行った図書館には楽器の貸し出しサービスもありました。本だけでなく、コミュニティの場として地域に根差した図書館で、とても居心地が良かったです。

3.ドネーションフォームに本の情報を記載する
受付で本のドネーションをしたいと言うと、このフォームに本の情報を書いて欲しいと言われ、ドネーション用の申し込み用紙をもらいました。

本のタイトルや内容を簡単に記載する申し込み用紙で、Webサイトからも印刷できるようです。
私は図書館で印刷してもらってその場で記載しましたが、もし10冊以上あったり、家でゆっくり書きたいという人は、事前に印刷して必要事項を埋めてから持ち寄るのをおすすめします。
なお、今回日本語の本の寄付だったので、タイトルは英語で書いた方が良いか聞いたところ、両方書いてほしいと言われました。
そのため、私は1行目に日本語、2行目に英語でタイトルを書き、著者と内容は英語で記載しました。
英語のタイトルは、その本の英語版がすでに発売されている場合は英語版タイトルを書き、英語版が出版されていないものは、ChatGPTで翻訳したものを書きました。
必要事項を記載したフォームと寄付したい本を持って受付に再度行くと、寄付ありがとうございましたということで、無事すべての日本語の本を図書館に寄付できました!
図書館に寄付した本はどうなる?
なお、状態が良い本でも、必ずしも図書館に蔵書として並ぶわけではないようです。
需要がなかったりすれば図書館からリサイクル品として処分されるか、もしくは年に数回のブックセールなどに出品されると説明も受けました。
もしブックセールで本が売れれば、僅かながらでも図書館の収益になりますので、何かしらの形で貢献できればいいなと思います。
日本語の本なら現地の日本人コミュニティで譲るのもアリ
ニュージーランドの場合、ローカルのものだとTrade meなどで中古品の販売や譲渡が盛んに行われています。
Facebookを使う人も多いのですが、私自身はFacebookのアカウントを持っていないのと、Facebookで連絡が来たけど約束の時間に来なかったというケースも割とよく耳にするのも事実です。
日本人同士のコミュニティだと、NZ Daisuki.com が一番有名かと思います。
私自身もワーホリ時代からバイト探しなどで、大変お世話になりました。
ニュージーランド大好きの掲示板で投稿すれば、ニュージーランドに住む日本人の方の目に触れやすくなると思います。
ニュージーランドで本を捨てるには
寄付や譲渡が難しく、本を処分する場合は、お住まいの地域のリサイクルルールを確認しましょう。ニュージーランドではCouncilによってゴミ・リサイクルの回収方法が異なります。
ニュージーランドでは(少なくとも私の地域では)、基本的に赤と黄色の2種類のゴミ箱があります。

赤は生ゴミやリサイクルできないもの全般、黄色はダンボール・紙・ペットボトルなどのリサイクルできるゴミというように分別しています。
ただ、私の住むエリアでは隔週ごとにしかゴミ回収がありません。そのため、2週間に1回のペースでしか黄色のゴミ箱を出せないのです。
普段生活していて、2週間で出すリサイクルできるゴミは、牛乳のボトルなどの使用済み容器(再利用できる素材のもの)、ダンボールくらいなので、あまりパンパンにゴミが溢れることはほとんどありませんが、今回断捨離を行ったタイミングだったので、不要な書類や箱などとが一気に出てしまいました。
引越しなどで本を処分する必要がある人は、計画的に処理方法を考え、小分けにしてリサイクルに出すか寄付するかなど余裕を持って断捨離しましょう。
海外在住なら電子書籍と紙の本、どっちが便利?
最近はなんでもデジタル化が進み、電子書籍のほかAudibleなどの"本を聞く"という選択肢もあります。
人によって好みは分かれると思いますが、私はやっぱり紙の本の方が好きです。
とはいえ、本は荷物になると嵩張るし重いし、場所をとります。
持ち家に住んでいる人なら問題ないかもしれませんが、住む場所を何度か変える可能性がある状況の場合、電子書籍で購入すると荷物が減って楽になるのも事実です。
私は今は漫画と小説はすべてKindleで購入しています。いつか自分の持ち家を購入できたら、書斎を作って大好きな本に囲まれて生活したいです。
現在手元に紙の本として保管しているものは、お気に入りのイラストレーターさんやアーティストの画集、作品集と、仕事で使う参考書です。
特に参考書は電子化されていないものも多く、手元でページを開きながら画面を操作したいので、何度も繰り返し読む本は大切に保管しています。
ピクサーのワンシーンを集めた本で、誌面での色合いも味わえるのでお気に入りです。

デザインのインスピレーションとしても、ピクサーの作品のファンとしても、ふとした時に手に取ってゆっくり眺めています。
「画づくりのための光の授業」という本は、3Dデザインをするときにとても勉強になるので、辞書代わりに使っています。

一方Kindleは電子書籍のため、どれだけ買っても場所を取らないので、漫画の大人買いを以前より気軽にしてしまいます。笑
最近は呪術廻戦や、怪物事変の全巻を購入しました。
呪術廻戦 Kindle版 全巻セット(Amazon)
怪物事変 Kindle版 全巻セット(Amazon)
海外在住でも、日本の漫画や本を気軽に読める時代はありがたいですね。
ニュージーランドで不要な本は、捨てる前に寄付という選択肢もある
以上が、ニュージーランドで実際に本の寄付(ブックドネーション)をしてみた体験談のご紹介でした。
もしニュージーランド在住、もしくは海外在住で日本語の本を寄付したいと考えている方は、お近くの図書館や公共施設で本の寄付の受け付けがあるか、あるいはブックセールの情報がないか調べてみてください。


